【白髪・薄毛対策でアンチエイジング】17型コラーゲンと、コラーゲンマシンの可能性!?


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アンチエイジングと言えばお肌やスタイルの話に目が行きがちですが、若さを保つためには髪も非常に重要です。女性の髪は38歳前後から少しずつ質が低下していくため、「若い頃にもっとケアしていれば良かった」と考える方も多いのだとか。20歳~60歳の働く女性を対象にしたある調査では、90%以上の方が髪に関する何らかの悩みを持っているそうです。今回は、白髪・薄毛とコラーゲンの関係についてお話しします。

髪の若さを保つためにもコラーゲンが重要

美しい髪を保つには、頭皮が健康であることが大切。だから、お肌に良いコラーゲンが頭皮で増えると髪も健康になる、という考えは極めて自然だと言えるでしょう。ただし、単にコラーゲンを摂取するだけではダメ。東京医科歯科大・金沢大・北海道大・弘前大などの研究チームの発表で「17型コラーゲン」が白髪・抜け毛を抑制するということが分かっていますが(コラーゲンは現在分かっているだけでも19の型があり、それぞれ性質がことなります)、17型コラーゲンは食事やサプリメントで補うことができません。経口摂取によるコラーゲンの増加は諸説あるものの、17型コラーゲンは特に関連性が否定されているのです。では、どうやって17型コラーゲンを増やせば良いのでしょう?

髪の救世主になるか?コラーゲンマシン

残念ながら、現在17型コラーゲンに関するサプリメントや薬品は発売されていません。17型コラーゲンは人工的に化学合成ができないからです。また、17型コラーゲンが頭皮や毛根でどのように作られているのかも不明で、私たちは今後の研究に期待するしかないのです。残念。しかし一方で、ヨーロッパ圏をはじめとする海外では、円形脱毛症や若年性脱毛などの治療は可視光線を頭皮に照射する方法で行われているそうです。これは、毛根ではなく皮膚炎などの頭皮の問題を解消するためで、17型コラーゲンをピンポイントで増加させているのではないとのこと。ただ、17型コラーゲンの全容が解明されていないため、何らかの影響を与えている可能性も否定できません。そして、可視光線を使ってお肌を活性化させる機械とは、つまりコラーゲンマシンのことです。お肌の手入れの副産物として少しの期待を込めることができそうです。

コラーゲンマシンの利用による白髪・薄毛の抑制は、お約束できるものではありません。ただし、解明していないことが多いだけに、挑戦してみる価値は大きいと言えるでしょう。サプリメントだけでなく、コラーゲンマシンも併用しみてください。