【コラーゲン生成を効率的に!】組み合わせると効果を上げる成分・下げる成分!!
「健康のため、美容のために摂取したい成分は?」というアンケートでは、いつも上位に取り上げられるコラーゲン。単体より、いくつかの成分と組み合わせて体に蓄える方が効果的だということもよく紹介されています。しかし皆さん、「組み合わせると効果を下げる成分がある」ということを意識されているでしょうか?今回は、コラーゲンと一緒に取りたい成分・取りたくない成分をご紹介します。
積極的に摂取しましょう! ≫ エラスチン
コラーゲンと結びついてその構造を支え、コラーゲンの繊維をつなぎ止めるようにして支えている弾力繊維。肌のハリを保ち、たるみやシワを防ぐ働きをします。食品から摂取しにくいため、サプリメントをうまく取り入れて補うことが効率的とされています。
積極的に摂取しましょう! ≫ ビタミンC
ご存知、フルーツや緑黄色野菜に含まれるビタミン。美容に欠かせないことも有名です。ビタミンCそのものに抗酸化作用があることはもちろん、不足していると体内でのコラーゲン生成が上手く進みません。
積極的に摂取しましょう! ≫ ヒアルロン酸
肌に潤いを与える美容成分で、体の細胞間を満たす水分を保持する役割を果たしています。コラーゲンとヒアルロン酸は全く別の物質で、ハリのあるお肌を保つにはどちらかだけを生成しても意味がありません。ぜひ同時に摂取しましょう。
積極的に摂取しましょう! ≫ コンドロイチン
関節や皮膚に水分を補給する役割を担い、特に関節の軟骨に水分や栄養を供給する効果が注目されています。軟骨を支えるコラーゲンをサポートし、常に新鮮に保つ働きを持っているため、同時に摂取するのが望ましいでしょう。
積極的に摂取しましょう! ≫ グルコサミン
関節の動きをスムーズにする潤滑油のような役割を果たすムコ多糖類。コンドロイチンと同じくコラーゲンをサポートする物質ですが、年齢と共に減少するため積極的に摂取しなければならない成分です。
同時摂取はダメ! ≫ 高脂肪食
脂肪分の多い食事を取り続けていると、内臓脂肪がたまります。内臓脂肪が増えると脂肪細胞とその周囲で炎症が起きて、「アディポネクチン」という善玉ホルモンが減少します。アディポネクチンは体内でコラーゲンやヒアルロン酸の合成を助けてくれる物質ですから、減少はできるだけ避けましょう。余談ですが、コラーゲンそのものは糖分も脂質もゼロ。カロリーも低く、コラーゲンが体内に多くあっても太ることはありません。
同時摂取はダメ! ≫ 過剰な糖分
糖分を摂取しすぎるとコラーゲン(タンパク質)と結びつき、糖化という現象が起こります。コラーゲン中のアルギニンが糖化されると、そこに結合するはずの線維芽細胞が結合できなくなり、張力が保てず肌のハリがなくなります。また、線維芽細胞も弱ってしまうため、新たなコラーゲンを生成する力も弱くなってしまうのです。
いかがでしたか?「コラーゲンを摂らなくっちゃ」と考える方は多くても、摂取したコラーゲンを効率よく働かせている方は意外と少ないかもしれません。組み合わせると効果を上げるもの・下げるものを意識して、若々しい肌を保つようにしてくださいね。

