【美容にも、アンチエイジングにも!】チョコレートの効果的な選び方・食べ方。


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もうすぐバレンタインデーがやってきます!日本のバレンタインの経済効果は1000億円を超えるそうで、皆さんもチョコレートの選別にお忙しいのではないでしょうか。しかし実はこのチョコレート、美を追求する女性にはとても有用なもの。太りそう?肌が荒れそう?とんでもない!美容にも、アンチエイジングにも、驚くほど効果があるのです。今回は、チョコレートと美容のお話をお届けします。

1.チョコレートの効果とは。

チョコレートの原材料は、砂糖・ココアバター(カカオ豆の脂肪分)・植物油脂・全粉乳・カカオマス(カカオ豆の胚乳を発酵・乾燥・焙煎・磨砕したもの)・乳化材・香料などなど。「高カロリーで美容に良くない」というイメージを作り出している犯人は、ココアバターと砂糖です。しかし、ココアバターはコレステロールや中性脂肪を減らす働きをする上、吸収されにくい脂肪分。体脂肪率は上がりにくいという特性を持っています。つまり、砂糖にさえ気を配れば、チョコレートは決して美容に悪い食品ではありません。それどころか、驚くべき美容効果を持っているのです。

チョコレートの効果1/ダイエットに効果的!?

カカオに含まれるエピカテキンという成分は、筋肉を増やす作用を持っています。基礎代謝が高い体を作れるため、ダイエットにも効果的。1日50gを目安にカカオを摂取しましょう。2012年には、米医学誌「Archives of Internal Medicine」で「チョコレートを食べる頻度が高い人ほど肥満指数が低い」という研究発表もありました。

チョコレートの効果2/エイジングケアに効果的!?

チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールの量は、赤ワインの2倍。このポリフェノールは肌の老化を引き起こす活性酸素を除去することから、アンチエイジングにも大きな期待ができるのです。また、抗がん・抗アレルギー・血圧上昇抑制・動脈硬化抑制・ピロリ菌抑制など様々な効果・作用があり、体の中も若返らせてくれます。

チョコレートの効果3/ニキビ・肌荒れ・紫外線対策に効果的!?

カカオに含まれるフラボノールはお肌を紫外線から守り、しわを予防してくれます(チョコレートを直接肌につけることでダメージを修復する効果もあるそうです)。また、カカオはコラーゲンを破壊するストレスホルモンを減らす作用を持ち、お肌の健康を維持します。睡眠不足やストレスから来るニキビ・肌荒れを抑えることもできるのです。

2.効果的なチョコレートの選び方と食べ方。

美容や健康に良いからといって、食べ過ぎは良くありません。また、チョコレートであれば何でも良いわけでもありません。美容や健康に良いとされているのは、「ダークチョコレート」というもの。ダークチョコレートは、ミルク(乳製品)が入っていないカカオマスが40~60%のチョコレートのこと。「ブラックチョコレート」「プレーンチョコレート」「ビターチョコレート」と呼ばれることもあるようです。

チョコレートの選び方/成分を見て購入しましょう!

チョコレートを購入する際は、原材料をチェックしましょう。法律によって「多く含まれているものから順番に表記する」と定められているため、カカオマスやココアバターが先頭に記載されている商品を選ぶことが重要です。余談ですが、「カカオ80%」「カカオ99%」と表記されている「高カカオチョコレート」と呼ばれる商品もあります。これは、カカオ由来成分(カカオマス+ココアバター)の量を表していて、ダークチョコレートの定義である「カカオマスが40~60%」とは表記の基準が異なります。残念ながらカカオ由来成分の配合割合は読み取れませんが、できるだけカカオマスの量が多そうな商品を選ぶようにしましょう。

チョコレートの食べ方/1日数回の効果的な食べ方を!

チョコレートの健康成分が血中に残るのは2時間程と言われています。1日数回に分け、少量ずつ食べるのが効果的だと言えるでしょう。また、ダイエットを目的としている方は、かみ砕いて食べるのではなく、ゆっくり溶かしながら食べてください。食事の20~30分前に食べれば、食欲を抑えて無理なくダイエットができます(高カロリーであることを忘れないようにしましょう)。

番外編/チョコレートパックに挑戦!

チョコレートは、ミネラル類(カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛など)を豊富に含む食品です。これを利用して、チョコレートパックをすることもできるそうですよ。やり方は、純ココア(砂糖などを加えていないココアパウダー100%のもの)・薄力粉・はちみつ・オリーブオイル・精製水(不純物を含まない水)を混ぜ、顔に塗るだけ。チョコレートの甘い香りには集中力や記憶力を高める効果、リラックス効果もあります。

今回はチョコレートの意外な効果や選び方、食べ方をご紹介しましたが、チョコレートの世界はとても広くて深いようです。文中でご紹介した「ダークチョコレート」「高カカオチョコレート」に加え、「コラーゲン入り生チョコレート」や「ヒアルロン酸配合チョコレート」といった商品も発売されているのだとか。正しい食べ方・量を守れば心強い味方になるだけに、興味を持たれた方は色んなチョコレートに挑戦されてみてはいかがでしょうか。