「適度な運動」が体内コラーゲンを増やす!?

「体内のコラーゲンを増やして、美肌や健康を手に入れたい!」と思った時、どんな方法を思い浮かべますか?豚足や手羽先を食べる?サプリメントで補う?コラーゲン入りの化粧品を使う?いえいえ、実はあまり知られていない、目から鱗の方法があるんです。それは、「適度な運動」。なんで?!まさか!そんな声が聞こえてきそうですが、事実です。しかも、運動不足が顔のたるみの原因!?という話まで…。もちろん、適度な運動だけですべてのコラーゲンを補うことはできませんが、体の様々な部分で重要な役割を果たすコラーゲンを助けてくれる方法を大公開します!
どうして運動でコラーゲンが増えるの?
コラーゲンはタンパク質の一つで、皮膚や靭帯、骨など様々な部分で大活躍しています。人間の体は、髪の毛や血管、内臓など、どの部分をとっても細胞と細胞が繋がってできていますが、その細胞と細胞をくっつけているのがコラーゲンなんです。この接着剤ともいうべきコラーゲンが不足すると、皮膚にハリがなくなったり、髪の毛がパサパサになったり、骨がもろくなったり、体に不調が出てきます。そんな弱くなったコラーゲンを元気にしてくれるのが「適度な運動」です。ここで重要になってくるのが「適度な」の部分。酸素を体内にたっぷり取り込めるくらいの運動をすることで血流がよくなると、コラーゲンを生成している繊維芽細胞が活性化してコラーゲンの生成を促し、体内のコラーゲンを増やして元気にしてくれるのです。
どんな運動をすればいいの?
体内のコラーゲンを増やす「適度な運動」のポイントは「有酸素運動」であること。誰かとお喋りしながらでも続けられるような運動が最適です。例えば、軽いジョギングやウォーキング、縄跳び、ラジオ体操などを毎日継続して続けることが大切です。また、有酸素運動ではありませんが、ダンベルなどを使った筋力トレーニングも実は効果的。人間は、筋肉に疲労が起こると成長ホルモンが分泌されると言われていて、その成長ホルモンにもタンパク質を合成したり、細胞を活性化したりする作用があるため、コラーゲンの合成が活発になると言われています。
食事療法を取り入れると更に効果的
「適度な運動」がコラーゲンを増やすことは間違いありませんが、食事療法も組み合わせるとより効果的にコラーゲンを元気にすることができます。コラーゲンを多く含む食材(豚や鶏の皮、すじ肉、軟骨、なまこ、とんこつラーメンなど)を食事に取り入れたり、その際に、コラーゲンの合成をたすけるビタミンCも一緒に摂取すると、適度な運動と同じように線維芽細胞を活性化し、より早く美肌や健康を手に入れることができますよ。
(まとめ)
いかがでしたか?「適度な運動」は健康にいいとは昔から言われていることですが、体の中で重要な役割を果たしているコラーゲンが元気になることも、その要因の一つだったんですね。コラーゲンというと美肌というイメージが強くありますが、これからの時代、健康で元気にそしてもちろん美しく年を重ねていくことに、コラーゲンは欠かせないものだと言えそうです。