がんこな冷え性を根本的に治したい!冷え性に効くカンタン筋トレのすすめ

みなさんはどんな冷え対策をしていますか?靴下を重ね履きする、下着を温かいものに変える、体を温める効果のある物を食べる、などが多いでしょうか?
しかし、どれも一時的には体が温まりますが、やめたらすぐに冷えてしまう・・・。ということはないでしょうか?がんこな冷えは根本的に治したいですよね!今回は「冷えに効く筋トレのすすめ」についてお届けします。
なぜ冷え性に筋トレなの?
冷え性の原因のひとつは「筋肉量が少ないこと」だといわれています。体の器官の中で熱を生み出すのは主に筋肉や内臓。特に、体で作り出される熱のうち、半量以上もの熱が筋肉によって作り出されているといわれています。体を動かすとぽかぽかしてきますよね。それは筋肉が活動して熱が生み出されているからなんだそうです。冷え性が男性より女性のほうが多いというのはよく聞く話です。一般的に女性は男性より筋肉量が少ないといわれていますので、やはり女性に冷え性が多いのは筋肉量の差に関係があるのかもしれませんね。
靴下を重ね履きする、温かいものを食べる、などは体を外側から温めることです。しかし筋肉をつけることは体の「内側から」熱を作ることであり、内側から体を温めることになります。そのため、根本的に冷え性を解消したいなら筋肉を増やすのがいいといわれているのです。
筋肉を鍛えよう!
冷え症を改善するために効果的といわれている筋肉と、そのトレーニング方法をご紹介します。ふくらはぎを鍛える
血液の流れが悪くなると足の先まで血液が十分行き渡らなくなり、冷えを感じるようになります。足の筋肉は「第二の心臓」と言われるくらい、血液循環に大きな役割を果たしているそうです。特にふくらはぎを動かしたときの筋肉の動きが、下半身の血液を心臓に戻すポンプのような働きをするのだとか。ふくらはぎの筋肉を鍛えて血行をよくし、冷え性を改善しましょう。
ふくらはぎを鍛えるためのカンタン筋トレ
つま先立ち足を肩幅に広げたまま、かかとを上げ、10秒キープします。それを3セット繰り返します。バランスをとるのが難しいときは壁に手をつくなどして支えるようにするといいですよ!
インナーマッスルを鍛える
インナーマッスルとは股関節や肩の関節、体幹の部分などにある筋肉。このインナーマッスルを鍛えることで体温を上げることができるのだそうです。また、インナーマッスルは関節を固定したり姿勢を保持したりする役割があり、この筋肉を鍛えることで姿勢を整え、太りにくくなるという効果もあるようです。
インナーマッスルを鍛えるためのカンタン筋トレ
ドローイング背中をまっすぐに伸ばし、息を鼻からゆっくりと吸い込みながらおなかを膨らませます。つぎにおなかを引っ込めながら息を吐いていきます。これをできるだけ多くの回数続けます。
その他にも、椅子に座りながら背筋を伸ばしたり、テレビを見ながらお尻歩きをするのもいいそうですよ!
まとめ
体の中で熱を作り出すのは筋肉がほとんど。そのためつらい冷えを根本的に解消するには筋肉を増やしましょう。定期的に運動をしたいけど時間がない!という人でも自宅でカンタンにできるトレーニングをご紹介しましたのでぜひ試してみてください。ところで、筋肉を増やすためにはコラーゲンも効果的だということをご存知でしたか?筋肉を鍛えたい人の中には毎日タンパク質をしっかり摂っている人が多いと思いますが、コラーゲンもたんぱく質の一種で、筋肉の細胞を太くする働きがあるといわれています。 筋肉と関係が深いコラーゲンも味方につけて、この冬は冷え知らずの体を目指しましょう!