ハリウッドセレブも夢中にさせるコラーゲンの大親友シリカがすごい!

世界中から常に高い注目を集めるハリウッドセレブたち。最先端の服を身にまとい、美容や健康にもアンテナを張り続ける彼女たちの間で今話題になっているのが、シリカ(ケイ素)です。聞きなれない名前ですが、実は自然界や私たちの体内にも存在する、すごく身近な成分。しかも、シリカはコラーゲンの働きを助け、爪や髪、肌を元気にしてくれるアンチエイジングミネラルとしても大人気。今回は、そんなシリカの美容だけに留まらない、すごい役割についてお話しします。
シリカ(ケイ素)ってどんなもの?
シリカとは岩石や土壌、粘土などに多く含まれる成分で、生命維持に必須の微量ミネラルの1つです。骨、歯、血管、関節、皮膚、毛髪、爪などに多く含まれ、不足すると枝毛が増える、髪がぱさつく、爪がもろくなる、肌が乾燥する、唇が割れるなど、コラーゲンと密接に関係しています。20歳をピークに、シリカを体内に蓄える能力は年々減少するため、シリカの補給がアンチエイジングに繋がるのではないかと、注目が集まっています。
シリカとコラーゲンは大親友
コラーゲンは、体を構成するたんぱく質の1/3に当たり、その4割が真皮に存在しています。シリカはそのコラーゲンや、お肌を形成する成分をしっかりと束ねることで肌のすき間をうめて丈夫にし、肌細胞に保水性、弾力性を与え、さらにはコラーゲンを生成するお手伝いまでしてくれます。そのため、不足するとシリカが多く含まれる組織が弱くなり、肌の場合は皮膚がたわんで、ハリがなくなりシワができてしまうのです。
シリカが多く摂れる食材はこれ!
シリカは1日40mg程度必要だと言われています。シリカの多い食べ物を見ていきましょう。
シリカを含む食品一覧
キビ、ジャガイモ、小麦、あお海苔、赤かぶ、トウモロコシ、アスパラ、ひじき、乾燥わかめ、玄米、あさり、九州地方のミネラルウォーターなど? また、シリカはコンドロイチンと一緒に摂ると皮膚のコラーゲンが生成されやすくなると言われています。コンドロイチンとは主にネバネバ食材に含まれています。納豆、オクラ、長芋、モロヘイヤ、サトイモ、なめこ、もずく、ふかひれ、すっぽんなどと一緒にシリカを摂って、お肌を元気に保ちましょう。
まだまだすごいシリカの力
- 骨租しょう症予防
- 目力アップ
- 虫歯予防
骨粗しょう症とは、骨のカルシウムが減少して骨がスカスカになる病気です。シリカには骨を丈夫にしたり、カルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨粗しょう症の予防効果に期待が寄せられています。
シリカには、筋肉疲労を抑制する働きがあるため、とても繊細で疲れやすい筋肉と言われているまぶたのミュラー筋のたるみも予防できます。また、血管を柔軟にして血液の流れをスムーズする効果もあるので、まぶたのむくみ改善にも役立ちます。
歯の象牙質には20%もコラーゲンが含まれています。歯肉にもたっぷりのコラーゲンが存在し、シリカはこのコラーゲンを元気にしたり、エナメル質を強化して虫歯を予防します。?
(まとめ)
コラーゲンをうまく働かせるために、欠かせない成分シリカ。美容だけでなく、体全体の健康に広く影響することが分かりました。骨密度が低い人は、お肌も衰えているという研究結果もあるそうですが、シリカを充分に補ってあげることが、美容にも健康にも良さそうですね。みなさんもシリカをうまく取り入れて、コラーゲンに元気と活力を与えてあげてくださいね。