あなたは美のためにどこまでガマンできる?恐怖の美容法をご紹介。
こんにちは。ブログ担当のルディアです。
前々回の更新では歴史上の人物のトンデモない美容法をご紹介しましたが、現代の女性だって負けてはいません。そこで、今回は少し変わった現代の美容法をご紹介してみたいと思います。ただし、ご紹介する美容法は必ずしも科学的・医学的な根拠があるとは言えません。お試しになる場合は、どうぞ自己責任でお願いします。
美容成分たっぷり!?ゴキブリの有効利用
10匹の生きたゴキブリをそのままミキサーに入れヨーグルトと混ぜて肌に塗る、というもの。2006年ごろに韓国で流行したと言われる美容法(?)です。ミキサーではゴキブリを砕ききれず、足などが残ってしまうこともあるとか…。キチン質(アセチルグロコサミン)、コラーゲンなどがゴキブリには含まれていてそれが肌に良いという考え方だそうですが、わざわざゴキブリを使う意味があるのでしょうか???キチン質はエビやカニの甲羅にも含まれていますし、コラーゲンも今は色々な形で入手できます。ガマンする価値がはたしてあるのか……皆さんはどう思いますか?
はるか昔からの言い伝え!?カタツムリの分泌液
生きたカタツムリを顔にはわせ、美容成分を浸透させる美容法です。実は、カタツムリが分泌した粘液の美肌効果は昔から世界中で伝えられてきました。例えば、ドイツやスペイン、フランスでは美容のために食べられていたそうですし、コロンビアでは手にカタツムリの粘液を塗っていたのだとか。コラーゲン、エラスチン、プロテアーゼ、コンドロイチン、アラントインなど、カタツムリの分泌液には美容に良いとされる成分がたくさん含まれています。日本の大手エステサロンも、少し前に専用コースを作ったのだとか。ただ、野生のカタツムリは寄生虫などがいて衛生的には良くないので、自力での挑戦は絶対に止めましょう。
医療に利用されている?吸血ヒルを使ったデトックス
オーストラリアには、吸血ヒルを使ってデトックスを行うサロンがあるそうです。確かにヒルには何世紀も前から医療用に使用されてきた実績があります。唾液に血の凝固を防ぐ成分が含まれているため流血が止まらず、悪い血液を外部に排出させる効果があるのだとか。ハリウッド女優がその効果を絶賛したことで、当時注目を集めました。ただし、その効果を否定する医師もたくさんいるようです。イギリスなどでは外科手術で使用するものの、限定的な症状の治療の時だけ。現代医学における主流だとは決して言えません。いずれにせよ、野生のものにはたくさんの細菌が付いているはずですから、気軽に挑戦するのは止めましょう。
世界には、美を追求するためには手段を選ばないという人がたくさんいるようですね。今回ご紹介した美容法を提供しているサロンは、どこも無菌状態のものを確保しているようです。しかし、いかに清潔でも生理的嫌悪感は変わりません。皆さんは、美のためにどこまでガマンできますか?