「身体を温めるメリット」についてお教えします!

美への意識の高い方には、もう常識となったコラーゲンマシン。導入エステも年々増え続け、体験済みの方も多いのではないでしょうか。コラーゲンマシンはその名の通り体内のコラーゲンを増やす美容機器ですが、体験した方がまず感じるのはその温かさ。身体の芯から温まり、終了後にはたくさん汗をかくことになるでしょう。さて皆さん、この「身体が温まる」ことが美容や健康にどのような意味を持っているかご存知でしょうか?今回は「身体を温める」ことにスポットを当ててお話ししていきます。
1.身体を温めるメリット。
医学的な定義ではありませんが、一般的に36度以下の体温は「低体温」と呼ばれています。人間の身体は元来36~37度を保つように作られているため、36度以下の体温は下がり過ぎだと考えられているためです。低体温になると消化力や免疫力が落ち、また代謝が悪くなることで吹き出物やシミなど美容のトラブルも続出することになります。ダイエットにも悪影響を与え、美容にも健康にも良いことはほとんどありません。ここでは、体温を上げることによるメリットをご紹介しましょう。
【身体を温めるメリット(1)肌のすみずみに栄養を運べる】
生物は食事によって栄養を補給しますが、それら栄養は必要とする細胞に行き渡らなければ意味がありません。しかし、誰もが楽々と身体のすみずみに栄養を運べるわけではないのです。そこで大切になるのが、身体を温めること。身体が温まると血管が拡張され、血流量が増加します。これにより、より遠くまで酸素と栄養が届くというワケです。また、老廃物を運ぶのも血液の役目。血行が良くなれば、老廃物の排泄も円滑に進みます。健康にとっても、美容にとっても、身体を温めることはとても重要だと言えるでしょう。
【身体を温めるメリット(2)免疫力を高め風邪やがんを予防する】
低体温になると、身体の中の酵素がうまく働かなくなります。これにより、免疫力が下がるのです。一説によると、人間の体温が1度低下すると免疫力は37%減。この情報だけでも、身体を温める重要性がご理解いただけるでしょう。風邪をひきやすい人は、低体温によって抵抗力が落ちているのかもしれません。また、がんは低体温が原因だと唱える医師や学者も数多くいます。がん細胞は35度で最も効率良く増殖し、低体温の人が増えたことが現代のがん患者増加につながっているという理屈です。
【身体を温めるメリット(3)ダイエット効果を高める】
コラーゲンマシンに興味を持つ美意識の高い方なら、きっとダイエットへの関心もお持ちでしょう。実は、体温が1度上がると代謝力は12%も上がると言われています。代謝力が上がれば脂肪燃焼効率も上がり、ダイエットも円滑に進めるというワケです。逆に低体温のままダイエットをしようとすると、運動や食事制限が1度につき1割増で必要になります。身体を温めることは、美を保つ上でもとても大切だと言えるでしょう。
2.身体を温める方法について。
36~37度の体温を保つのは、現代日本人にとって簡単ではありません。食生活の変化や運動不足によって低体温の人は年々増え続け、近年は低体温の男性や子どもも珍しくはありません。男性より筋肉量が少ない女性であれば、なおさらです。ここでは、身体を温める方法についてお話ししていきます。
【即効性のある対策も重要です!】
低体温を根本的に解消するには、体質や生活習慣の改善が必要です。しかし、それらは長い時間をかけてじっくり取り組むべきこと。まずは外部から温めることが重要だと言えるでしょう。入浴や半身浴、足湯などの利用や、コラーゲンマシンの使用はとても有効な方法です。入浴やコラーゲンマシンを使用する前にはコップ1杯のお水を飲んで発汗を促し、終了時には身体から素早く水分をふき取って冷やさないよう心掛けてください。コラーゲンマシンはお肌を美しく整えることに主眼を置いた機器ですが、定期的に利用することで健康維持やダイエット促進にもつながるのです。
【規則正しい生活で、自然な体温の変化を!】
人間の身体は、日中に体温を上げ夜間に下げるという性質を持っています。しかし、不規則な生活をしていると体温変化のリズムが乱れ、体温維持にも影響が生まれます。まずは、規則正しい生活を心掛けることから始めましょう。
【食生活を見直し、体質の改善を!】
食べ物には身体を冷やすものと温めるものがあります。体温を上げるためには、身体を温める食べ物を積極的に摂りましょう。見分ける基準は、基本的に土の中で育つものが身体を温める食べ物(冷やす食べ物は土の上で育つもの)。ショウガ、玉ねぎ、ねぎ、大根、ごぼう、にんじん、かぼちゃなどが代表的な物です。またほとんどの場合、夏に獲れる野菜は身体を冷やし、冬に獲れる野菜は身体を温めます。旬の野菜を食べるよう心掛けてください。
【適度に筋肉をつけましょう!】
ご存知の通り、筋肉量が増えると基礎代謝が増えます。そして、基礎代謝の大半が体温維持に使われているのです。つまり、筋肉量が増えると体温も上がるのです。とはいえ、過度な筋肉は必要ありません。日常から背筋を伸ばし、お腹に力を入れ、お尻を引き締める姿勢を心掛けましょう。これだけでも、相当な負荷がかかるはず。低体温で悩んでいる方は、まず猫背とサヨナラしましょう。
(まとめ)
皆さんは、適度な体温を保っていますか?肌のトラブルが頻繁に起こるのも、風邪をひきやすいのも、月経痛や月経不順に悩んでいるのも、もしかすると低体温が原因かもしれません。心当たりがあるのなら、すぐにでも対策を始めてみましょう。ただし、ホルモン異常など医師による治療が必要な場合もあるため、重度の場合はひとりで解決しようとはしないでください。改善しない場合は病院で相談してみましょう。