美肌に導くキャリアオイルレッスン

美肌は女性にとっての永遠のテーマです。でも、取り巻く環境や老化によって「何もしなくても綺麗だった」頃の瑞々しい肌ではなくなっていきます。だからこそ、大切なのが毎日のお手入れ。忙しい時間の中で、美肌に導ける方法があったなら。そんな世の女性たちの中で今話題なのが「キャリアオイル」。今まで精油のアシスタント的役割だったキャリアオイルの美肌効果に注目が集まっています。
キャリアオイルって何?
アロママッサージなどで使われるベースオイルのこと。精油は抽出濃度が非常に高く、刺激が強すぎるので直接肌に塗ることができません。キャリアオイルで精油を薄めることで、肌にも使用できるようになります。キャリアオイルは肌に浸透して、精油の成分を体内へ運ぶことができ、エッセンシャルオイルに含まれるビタミン・ミネラルなどの様々な成分を皮膚から体に栄養補給することができます。
美を手に入れるキャリアオイルの使い方
キャリアオイルは通常ベースオイルとして使われてきましたが、キャリアオイル自体に含まれる有効成分に世の女性たちが大注目!天然成分にこだわったマッサージやスキンケアをするには最適です。
★マッサージオイルとして★
キャリアオイルに数滴好みのエッセンシャルオイルを加えて、全身のマッサージオイルとして使えます(キャリアオイル30mlにエッセンシャルオイル1~6滴が目安)。肌が敏感な人や妊娠中の人は、キャリアオイルだけのマッサージでOK!充分にオイルの栄養成分が皮膚から体内へと届きます。
★スキンケアとして★
種類によって様々な効果が期待できるキャリアオイル。なかでも保湿や皮脂を調整する作用や老化防止作用は、ほとんどのキャリアオイルにあるといってもいいくらい、スキンケアには最適な材料です。化粧落としとしても、化粧水後の仕上げオイルとして使っても美肌へと導いてくれます。
★ヘアケアとして★
キャリアオイルはヘアケアとしても◎。頭皮のマッサージをすると、脱毛やフケ、白髪の予防になります。また、エッセンシャルオイルと一緒にヘアパックとして髪に塗布することで、髪のダメージを緩和してくれます。
コラーゲンの生成を助け、コラーゲンを守るキャリアオイルもあった!
- ローズヒップオイル
- ブルーンシードオイル
ローズヒップオイルは天然の美白成分トランスレチノイン酸やビタミンCを豊富に含んでいます。他にも、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、ガンマリノレン酸、リコピンなどを含んでおり、皮膚細胞の再生力を高め、傷跡の改善、シワやシミの改善などが期待できるアンチエイジングオイルとして定評あり。特に豊富なビタミンCはコラーゲンの生成を促してくれます。
オレイン酸やビタミンEを豊富に含む甘い香りのオイル。オレイン酸・リノール酸は皮膚細胞の再生活動を促進し、栄養を補給、ドライスキン、加齢、ダメージ肌にしなやかさを与え、活性酸素から守ります。ビタミンEはコラーゲンのダメージを予防し、肌組織の治癒機能をサポートします。
その他、美に導くキャリアオイル
- バオバブオイル
- ホホバオイル
- 椿オイル
- アルガンオイル
必須脂肪酸オメガ3 ・6 ・9をバランスよく含み、ビタミンA、D、Eが豊富なため抗酸化力に優れたオイルです。水分蒸発による肌の乾燥を防ぎ、再生を促進して透明感のある肌へと導きます。
保湿性、浸透性が高く肌の炎症やニキビ肌の方にも適したオイルです。あらゆる肌や髪を保護し柔軟に保ち、スキンケアやヘアコンディショナーにも最適です。
別名:カメリアオイル。 浸透性が高く保湿力があり、とくに乾燥肌、老化肌のスキンケアをはじめヘアケアとして日本では昔から使われています。紫外線UVBを吸収するので、軽い日焼け止めにもなります。
オリーブオイルに比べてビタミンEが2~3倍多く含まれています。抗酸化作用を持つビタミンEは、乾燥を防ぎ、柔軟性を与え老化防止に期待される話題のオイル。さらに、ビタミンEがコラーゲンのダメージも防ぎます。近年、美容にも使われ、「若返りのオイル」とも言われています。
参考HP:Orangeflower http://www.orangeflower.jp/キャリアオイルの保存方法
精油は酸化すると肌への刺激が強くなるので、一度使用したキャリアオイルは冷暗冷所で保管し、半年~1年以内に使い切りましょう。また、3歳以下のお子様へのアロママッサージは控えましょう。
(まとめ)
今、世界中のキャリアオイルを手軽に購入できるようになってきました。オイルによりその効能も様々で、自分の悩みや美へのこだわりによって使い分けることができます。肌から直接栄養を浸透させることで、コラーゲンの生成やダメージの保護にも役立ち、美肌へと導いてくれるキャリアオイル。ぜひみなさんもお試しください。