【乾燥の気になる冬に】保湿クリームの正しい選び方と使い方


makhmutova-dina-276987 冬になると気になってくるのがお肌の乾燥です。いつものスキンケアだけではお肌の水分が蒸発しやすく、つっぱりやカサカサを感じるという人も多いと思います。そこで、保湿クリームを使ってみてはいかがでしょうか?

なぜ保湿クリームがいいの?

普段は特別なケアはしていないけど、乾燥の季節を迎え、化粧水と乳液だけでは少し不安・・・という方には保湿クリームがおすすめです。オイルなどもありますが、使う部位によってはべたつきが気になることもあります。またオイルは単に乾燥を防ぐだけのものがほとんどです。
保湿クリームもオイルと同じく油溶性の成分によって肌水分の蒸発を防ぐことが主な役割です。ただ保湿成分も一緒に配合されているものが多く、水分蒸発を抑えることと、水分保持の両方のケアが期待できます。

保湿クリームの選び方

いざ保湿クリームを選ぼうとドラッグストアなどに行くと、あまりにもたくさんの種類があり、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。そんなときはどのように選べばよいのでしょうか?

自分が「求めているもの」を選ぶ

まずは自分が保湿クリームにどんな効果を求めているのかを考えてみましょう。
たとえば乾燥を防ぐだけならエモリエント剤、ワセリン。こちらは肌に膜を張り蒸発を防ぐといった働きがあります。肌の成分が蒸発しないようにガードし、肌を柔らかくします。

乾燥を防ぐだけではなく、水分を取り込み保持する効果も期待するなら保湿成分配合のものを選ぶとよいと思います。代表的な保湿成分をご紹介しますので参考になさってください。

セラミド
ヒアルロン酸
エラスチン
コラーゲン

この中でもセラミドは最も保湿力が高いといわれています。その分お値段も高価なものが多いようです。
ヒアルロン酸はゼリー状のねばねばした物質で、こちらも保水力に優れています。
エラスチンは肌に柔軟性を与える成分で、体内でコラーゲンどうしを結び付ける働きがあるそうです。エラスチンが不足するとコラーゲンを支えることができなくなり、肌の弾力がなくなるといわれています。
コラーゲンは肌に弾力を与え、みずみずしさを保つ成分。分子が大きいので肌の上から塗っても浸透しませんが、肌の保湿効果が期待できます。

保湿クリームを選ぶときには成分表示を確認し、一体どんな成分が入っているのかチェックしてみてくださいね。

自分の肌に合うものを選ぶ

同じ「保湿クリーム」でも製品によって使われている保湿成分も配合量も違いますし、クリームに含まれる水分と油分のバランスも違います。人の肌もその性質はさまざま。たとえば乾燥がひどい人なら水分が少ないクリームでは効果を感じにくかったり、またオイリー肌の人なら油分が多いクリームはべたつきを過剰に感じてしまったりすることもあるでしょう。

実際のところ、使ってみないと自分に合うものなのかどうかはわかりません。一番いいのはサンプルを使ってみることです。事前に自分の肌に合うものかどうか確かめ、これだと思うものを継続的に使っていくのが確実です。

効果的なクリームの塗り方

適切な保湿クリームを見つけたら、次は塗り方も工夫をしてみましょう。

部位に合わせたクリームを使う

同じ保湿クリームでも顔用のものとボディ用のものがあります。それぞれ別々に選びましょう。ボディ用のものを顔に使ってしまうと刺激が強すぎることがあります。また、逆に顔用のものをボディ用として使うと効果を感じにくいかもしれません。使いたい部位に合わせて選ぶことが大切です。

塗るタイミングにも工夫を

顔用のクリームは洗顔後、ボディ用のクリームならお風呂上り、というふうに、肌が潤っている状態で使うのが効果的です。洗顔や入浴の後は肌が温まっていてクリームの伸びがよく、保湿成分の浸透力も高まっています。肌の水気を軽く払い落とす、またはやさしくタオルで水気を拭いた後すぐに使うとよいでしょう。

まとめ

これからますます厳しくなる寒さと乾燥。自分に最適な保湿クリームを見つけて、この冬を潤いのあるお肌で過ごせるといいですね。

ところで多くの保湿クリームにはコラーゲンが配合されていますが、実は真皮層のコラーゲンは外から浸透させることが難しいのです。そのため肌がコラーゲンを生み出す働きをサポートしてあげることが重要になってきます。真皮の繊維芽細胞に直接働きかけてコラーゲンの生成を活発化させるコラーゲンマシンはおすすめですよ。
さらに、コラーゲンマシンはコラーゲンだけでなく、ヒアルロン酸やエラスチンの生成も促します。乾燥の気になる冬のお肌にうれしいコラーゲンマシン。サロンなどで気軽に受けることができるので、興味のある方はぜひ一度体験してみてくださいね。