肌見せの季節に備える、コラーゲンとビタミンCたっぷりの美肌レシピ
いよいよ４月、暖かい日が増えてきました。冬の頃と比べると、襟ぐりの開いた服や着丈の短い服など肌の露出の機会が多くなってきた、という方もいるのでは？お顔はもちろん、ふとした瞬間に見えるうなじやデコルテ、ふくらはぎ。いつでもぷるつやでいたいですよね。旬の春食材を使った料理で、美肌を手に入れましょう。
コラーゲン＋ビタミンCで美肌！
肌の水分を維持し、弾力性を持たせる働きをするコラーゲン。肌のハリと潤い、ツヤを保つには欠かせない成分です。そして、コラーゲンを多く含む食材を摂るときに一緒に摂りたいのがビタミンCです。一緒に摂ることで吸収率を高めてくれるのです。春が旬の食材の中にはコラーゲンとビタミンCが豊富なものが多くあります。季節のおいしい恵みを味わいながら、美肌を目指していきましょう。
ハマグリ
ひなまつりのお吸い物にはハマグリが定番であるように、春の魚介類といえば、ハマグリがポピュラーですね。ハマグリにはグリシンという成分が多く含まれています。グリシンはコラーゲンを形成する成分の１つ。肌の潤いやハリを保つ高い美容効果があるといわれているのです。また、ハマグリはニキビや肌荒れを防ぐ亜鉛も豊富なので、美肌を目指す人にはぴったりです。 菜の花もビタミンCが豊富な春の食材です。鮮やかな黄緑色が、目からも春を感じさせてくれますね。
ハマグリと菜の花の酒蒸し
材料：ハマグリ 300グラム
菜の花 70グラム
酒 100cc
醤油 小さじ1/2
作り方：
鍋に酒と砂抜きしたハマグリを入れてふたをし、中火にかけます。
ハマグリの殻が開いてきたら火を弱め、１～2分蒸し煮にします。
醤油を混ぜ、あらかじめゆでておいた菜の花を入れてさらに1分ほど蒸したらできあがり。
春キャベツ
春野菜の代表といえば、春キャベツ。春キャベツの葉２～3枚で1日に必要な量を取れてしまうほど、ビタミンCが豊富なのです。ビタミンCはコラーゲンの生成を助けるだけでなく、美白作用、免疫力アップの効果もあると言われています。美肌のために積極的に摂りたい栄養素ですね。ビタミンCを逃さず取り入れるには生食がベスト。そこで、コラーゲンたっぷりの鶏もも肉と一緒にサラダはいかがでしょうか？
春キャベツと鶏もも肉のカリカリサラダ
材料：鶏もも肉 1枚
おろしにんにく、塩、こしょう 適量
春キャベツの葉 3～４枚
きゅうり 適量
クレソン 適量
お好きなドレッシング 適量
作り方：
鶏もも肉におろしにんにく、塩、こしょうを揉み込み、しばらく置く。
熱したフライパンに皮目を下にして鶏肉を入れ、両面をこんがりと焼く。
春キャベツは太めの千切り、きゅうり、クレソンは適当な大きさに切る
大皿に野菜類を盛り付け、食べやすく切った鶏肉を乗せる。ドレッシングをかけてできあがり。
いちご
色鮮やかないちごはまさに春の雰囲気を感じさせてくれます。ご存知の通り、いちごにビタミンCが豊富です。中くらいのサイズのいちご7個ほどで1日に必要なビタミンCが取れるそうですよ。ビタミンC以外にもたくさんの美肌成分が！
いちごの赤はポリフェノールの一種「アントシアニン」の働きによるもの。抗酸化作用によってしわやシミを防ぐ働きがあります。さらに、食物繊維のペクチンも豊富です。ペクチンはスムーズな排便を促し、便秘を解消する働きがあります。また腸内環境を整える効果もあるのだそうです。
一方、ゼラチンはコラーゲンを精製して作られたもの。ゼラチンを摂ることで体にコラーゲンを吸収させることが期待できます。美肌成分たっぷりのいちごとゼラチンを合わせて作るムースは最強の美肌デザート。混ぜて冷やすだけなので簡単です。
いちごムース
材料：いちご 250グラム
生クリーム 100ｃｃ
砂糖 40グラム
レモン汁 小さじ1/2
粉ゼラチン 5グラム
水 大さじ2
飾り用いちご 適量
作り方：
フードプロセッサーにいちご、生クリーム、砂糖、レモン汁を入れて混ぜる。
水でふやかした粉ゼラチンを入れ、さらに混ぜる。
容器に注ぎ、冷蔵庫で冷やし固める。
飾り用のいちごを飾ってできあがり。
まとめ
いかがでしたか？コラーゲンとビタミンC豊かな春のレシピをご紹介しました。これからますます気温が上がり、薄着や肌見せファッションを取り入れたい季節になっていきます。ツヤ・ハリのあるお肌は1日にしてならず。今のうちからしっかり美肌作りをしていきたいですね。