
日焼けが気になる季節になりました。冬の間なんとなく怠っていた日焼け対策も、美肌を目指すなら今から万全にしたいもの。でも、ただ日焼け止めを塗れば良いのかというと、体の内側からもできるケアがあるんです。そこで、今回はコラーゲンと日焼けの関係と、コラーゲンを整えることでできる日焼け対策をご紹介します。
日焼けの仕組み
・日焼けの原因は紫外線
日焼けは、紫外線を浴びることによっておこります。紫外線は、肌の表皮をくぐり抜けて、内側の真皮まで届き、そこに活性酸素を発生させて、肌の内側の真皮層を構成するコラーゲン繊維にダメージを与えます。体はそのダメージから肌を守るため、表皮中のメラノサイトとう細胞がメラニン色素をつくり出し(メラニン色素は紫外線を吸収して真皮への侵入を防御)、肌を黒く焼けたような色にします。この、肌の防御反応が日焼けです。
・紫外線がシミの元
日焼けをしても若いうちは新陳代謝が活発なので、すぐに元の肌の色に戻ります。ただ、くり返し紫外線を浴びて真皮が何度も傷つくと、メラニン色素が真皮まで及び沈着、シミとなって残ってしまいます。
日焼けを未然に防ぐきめては、コラーゲン!
紫外線対策には日焼け止めも重要ですが、日頃から日焼けのしにくい肌に調えておくことも大切です。そこで意識してケアしたいのが真皮にあるコラーゲン。常に肌のコラーゲンの調子を整えておくことで、日焼けによるダメージを軽減することができます。
・真皮はコラーゲンでできている
真皮の約70%はコラーゲンで構成されています。コラーゲンの新陳代謝は非常に遅く、紫外線によって一度傷ついたコラーゲンを元の状態に戻すには時間がとてもかかります。そのため、日頃からのケアがとても大切です。
・コラーゲンを保てば若さも保てる
紫外線で傷ついたり、歳をとって古くなったりしたコラーゲン繊維は、水分を保持する力も弱くなり、張りがなくなってきます。真皮のコラーゲンの状態がそのまま表面に出て、肌のたるみやシワが生じるのです。そのため、コラーゲンを保つことができれば、若さを保つことが出来るとも言えます。
・ビタミンCはコラーゲンの味方
コラーゲンの状態をベストにしておくには、まずは日焼け止めなどで紫外線をさえぎること、そして、日焼けによって発生した活性酸素をためないように、規則正しい生活習慣を身につけることも重要です。また、コラーゲンを多く含む食品を摂取することで、体内のコラーゲンを常に入れ替え、活発な新陳代謝を促すこともよいでしょう。さらに、ビタミンCはコラーゲンと同時に摂取することで、コラーゲンの生成量を増やす働きがあります。また、コラーゲンをつくり出す繊維芽細胞を活性化させる手助けもしてくれます。コラーゲンを摂るときはビタミンCも一緒に摂るようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?若い頃は、すぐ元にもどっていた肌の色も、年を重ねるごとになかなか思うようにならなくなっていきます。日焼け止めはもちろんのこと、コラーゲンへのダメージを抑える、別の対策も合わせて行うことが大切です。コラーゲンマシンもその一つ。寝ているだけなのに、体の外から繊維細胞を刺激してコラーゲンの状態を整えてくれます。海やBBQ、山登りなど、レジャーの前の日焼け予防や、日焼け後のケアとしてぜひ取り入れてみてくださいね。