汗はきれいの味方。この夏は「良い汗」をかいて美しい肌を手に入れよう
蒸し暑い日が増えてきましたがいかがお過ごしでしょうか？この時期、女子のお悩みといえば汗。化粧崩れや嫌な匂い、べたつきなど、汗はあまりよくないイメージがありますよね。しかし実は汗には「良い汗」と「悪い汗」があり、良い汗は美容の強力な味方にもなるといわれているのです。そこで今回は汗と美容の関係についてお伝えします。
なぜ汗をかくの？
私たちは日常で知らず知らずのうちの予想以上にたくさんの汗をかいています。汗にはどんな役割があるのでしょうか？ まずは体温調節です。運動をしたり気温が高い場所にいたりすると、じんわりと汗が出てきますね。体温が上がりすぎたとき、体は自然と汗を出し、汗が蒸発するときの気化熱によって体を冷やしているのです。もし汗をかかないとしたら、熱が体にこもってしまい、熱中症など体が危険な状態になる可能性があります。汗は体を守る大切な働きをしています。ではお肌の美容とはどんな関係があるのでしょうか？
汗が美容にいいといわれる理由
体の毒素を外に出す
たちは便や尿、汗などから老廃物を外に出しながら生きています。中でも汗は有効といわれていて、汗とともに毒素を排出するともわれています。むくみ予防
発汗するということは体温が上がるということ。体が温まり、循環がよくなることで余分な水分が体に溜まりにくくなり、むくみ予防につながります。また体温が上がると血流もよくなり、体の代謝がよくなるので痩せやすくなり、体がすっきりするというメリットも。保湿
保湿といえば化粧水や美容液などを思い浮かべますが、実は汗も保湿に一役買ってくれるといわれています。みずみずしく潤っている肌の秘密は皮脂膜。皮脂膜とは皮脂と汗が混ざり合って皮膚の表面を覆っているものです。この皮脂膜が肌表面の水分の蒸発を防ぎ、乾燥を予防してくれるといわれています。良い汗をかこう
汗をかくことが美容によいといわれている理由をお伝えしました。確かに、アスリートやスポーツ選手など日常的に汗をかいていると思われる人は肌がきれいな人が多いような気がします。ところで冒頭でお伝えしたように、汗には良い汗と悪い汗があるといわれているのをご存知でしたか？良い汗をかいてこそ、美容効果が得られるのだそうです。
良い汗とは？
水のようにサラサラしている、匂いがない、べたつかないなどの特徴があります。良い汗とはミネラルなどの必要な成分は体に残された状態のまま、水分だけが汗として体外に出されたもの。べたつかず、匂いがないさらっとした汗です。ふだんから汗をかき、汗腺が鍛えられていると良い汗をかきやすいのだそうです。悪い汗とは？
悪い汗は、ベトベトしている、嫌な匂いがある、拭いてもべたついているなどの特徴があります。運動不足だったりエアコンのきいている室内で過ごすことが多かったりして、ふだん汗をかきにくいという人はいませんか？その場合、汗腺が鍛えられていないために正しく機能せず、水分と一緒に余分な成分を出してしまうのだそうです。そのため悪い汗はたくさん出れば出るほど雑菌が繁殖しやすくなり、ますます匂いやべたつきの元となるのです。ぜひとも良い汗をかいて美容に役立てたいものですね！
まとめ
汗と美容の関係についてお伝えしました。夏は特に汗をかきやすいですので、汗腺を鍛え、汗を美容の味方にできる良い季節ですね。冷房や運動不足でなかなか汗をかく習慣がないという人も、汗が出やすい状態を作れば汗腺が鍛えられるそうですよ。とはいえ、ふだん汗をかきなれていない人が急激な運動したり、熱いサウナに入ったりするなどの方法は体に負担がかかることも懸念されますので、適度な運動や半身浴など、体の芯を温めて自然に発汗を促すことができる方法がよいかもしれません。
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