寝るだけでキレイに!?美肌と睡眠の関係
美肌を保つことが仕事でもある、モデルたちが美容の秘訣を聞かれると、「お肌のために、夜10時には寝ています」と答えているのを聞いたことありませんか? 美肌をつくるのは、食事と睡眠と言われます。寝るだけでキレイになれるなんて、こんな素晴らしいことはありません。早速、取り入れてみたいですね。そこで今回は、睡眠と美容について考えてみましょう。
美容の常識。睡眠のゴールデンタイムとは?
22時~2時は、成長ホルモンが活発に働く時間帯。この“睡眠のゴールデンタイム”は、もはや美容の常識。この時間帯に良質な眠りをとっていると、肌の新陳代謝が良くなります。新しい肌へとどんどん生まれ変わるので、肌がきれいになっていきます。モデルや女優たちが「夜10時には寝ます」という言葉は、睡眠のゴールデンタイムを意識しているからなのです。
これはダメ! 眠りの質を下げる悪習慣
1.眠る直前までパソコン、スマホ、テレビを見ている
上質な眠りは、脳がしっかりとリラックスしていることが大事。テレビやパソコンの画面を見たり、スマホを使ったりすることは、脳を緊張状態にします。就寝前にはやめて、脳をしっかり休ませて、リラックスモードにしておきましょう。
2.お酒の飲み過ぎは逆効果
少量のお酒はリラックス効果がありますが、飲み過ぎはダメ。大量のアルコールの摂取は、神経を興奮させ、眠りの質が低下します。また、アルコールを分解するために、内臓が活発に働くことになり、脳は眠っても、身体は休まらないという状態になります。
3.食べ過ぎはNG!
眠る前に食べてしまうと、胃腸が活発に動かざるを得ず、身体を休めなくしてしまいます。睡眠3時間前、せめて2時間前には食事をすませておきたいですね。脳と内臓をしっかり休めて、リラックスして眠りに入りましょう。
おすすめ! 眠りの質を上げる良い習慣
1.就寝30分前に身体を温める
身体を温めると、副交感神経が優位になり、血流が良くなり、心身がリラックスします。眠る30分前に、40度ぐらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かって、心と身体を解きほぐしましょう。好きな香りの入浴剤なども利用すれば、ヒーリング効果が高まります。長時間、パソコンに向かっている人は、脳や首まわりが緊張しています。首まわりを温めると、さらにリラックスできるでしょう。
2.寛げる香りと自然の音
ラベンダーやゼラニウムなどはリラックス効果のある香り。お部屋にやさしく漂わせると、心身が癒されて、良い眠りに入っていけます。また、睡眠サイクルを整えることも質の良い眠りには効果的。波の音などの自然の音のCDを流し続けると、入眠を促し、睡眠サイクルが整えられます。
3.寝床内環境と寝具選び
睡眠に良い環境は、お布団の中の温度は33度、湿度は50と言われます。そのためには、保温性と通気性の良い寝具を選びましょう。布団やマット、枕はさまざまな種類が出ています。最近は、寝心地を試して購入できる専門店もあります。納得のいくものを選んで、睡眠の質を向上させましょう。
(まとめ)
眠りの質を高める習慣が、いつまでも美しい女性になるための近道。できることから始められてはいかがでしょう?