「蒸しタオル」で元気になろう!

本格的に寒くなってくると、血流が悪くなり筋肉もガチガチに固まって、なんだか疲れが取れない日が多くなってきます。そんな冬の不調を和らげてくれるのが「蒸しタオル」。かさつくお肌の改善だけでなく、風邪予防までできてしまうというから驚きです。今回は、そんな冬の不調の救世主とも呼べる、「蒸しタオル」の使い方をご紹介します。
こんな時は「蒸しタオル」を試してみよう!
女優さんやモデルさんも実践しているという「蒸しタオル」。毎日忙しくて時間がとれないという人でも、短時間で簡単にできるのできっと続けられますよ!
目の下のクマがひどい
疲れや寝不足が続くと、目の下にくっきりと出てくるクマ。どうにかしたいけど、忙しい朝にマッサージなんてしていられませんよね。そんな時こそ蒸しタオル!目元を温めてあげることで、血流がよくなりクマがすっと引いていきます。
肌がなんだか黒ずんできた
黒ずみの原因は、肌のくすみと毛穴のつまり。ターンオーバーがうまく行われず古い角質が残ってしまっていたり、ファンデーションのカスが蓄積されて肌にダメージを与えているのかも。蒸しタオルで顔全体をしっかり温め、血流を良くし毛穴を完全に開かせた状態で丁寧に洗顔をするとお肌がよみがえります。
顔のむくみが気になる
顔やまぶたがむくんでいると、それだけで1日憂鬱になってしまいますよね。むくみも血行不良による場合がほとんど。お化粧の前に蒸しタオルをすると、むくみが和らぐだけでなくお化粧ののりもよくなって一石二鳥です。
肌の調子が悪い
お肌の調子に大きく関係しているコラーゲン。人は年齢とともにコラーゲンが減少することで、肌にシワができハリがなくなっていくと言われています。蒸しタオルは、そんなコラーゲンを増やしてくれるのだとか。蒸しタオルで肌に熱刺激(ヒートショック)を与えることで生成されるタンパク質が活性酸素による肌のダメージを防ぎ、コラーゲンの生成を促してプルプル肌に導いてくれます。
風邪がなかなか治らない
体が冷えると内臓機能が低下し免疫力が落ちることで、風邪がなかなか治らないことも。そんな時は、背中やお腹周りなど内臓に近い部分を蒸しタオルで温めましょう。内臓の血流をよくし細胞を活性化させると免疫力がアップし風邪の治りが早くなると言われています。
蒸しタオルの作り方
1 フェイスタオルなど、小さめのタオルを水に浸し硬くしぼります。
2 1のタオルをおしぼり状に巻き、ラップに包んで電子レンジ(500W)で1分~1分半加熱します。
3 火傷に気を付けながらタオルを開き、気持ちいい温度まで冷ましたら肌にあて、20~30秒そのままリラックスします。
4 時間のある時は1~3の動作を3~5回ほど繰り返すとなお効果的です。
※タオルはきつい洗剤や柔軟剤を使用していないものを使いましょう。蒸しタオル後は毛穴が開いていますので、すぐに化粧水などで水分を補ってあげると良いでしょう。
(まとめ)
いかがでしたか?お手軽な蒸しタオル一つが、美容にも健康にも役立つなんて知っトクですね。少し熱いかなと思うくらいの方が肌を刺激するには良い温度ですが、くれぐれも火傷には気を付けて。もし時間にゆとりがある場合は、蒸しタオルの後に冷たい水で洗顔するなど、温冷を何度も繰り返すとより血流が良くなりますのでぜひお試しください。