
真夏の照りつけるような太陽の下ではしっかり日焼け止めを塗っていたのに、少し涼しくなってくると、ついつい忘れがちになってしまう人も多いのではないでしょうか?でも、その油断が後々響いてくるので要注意!気が緩む秋からの日焼け止めこそが、将来的な肌質に関係してくるんです。今回は、秋から冬にかけてこそ気をつけて欲しい、日焼け止めによる肌ケアについてご紹介します。
肌の老化原因の80%は紫外線だと言われています!
加齢とともに、避けては通れない肌老化。特に40代あたりから、シミやシワなどが目立ち始め、徐々に老化が進んでいきます。その原因の中でも大部分を占めるのが、紫外線。紫外線を浴びると体内に活性酸素が発生します。この体のサビとも言われる活性酸素が肌のコラーゲン繊維を傷つけ新陳代謝が鈍くなり、ハリを失うことで、シミやシワなど老化が進んでいくと言われています。いかにしてこの紫外線によるダメージを防ぐかが、肌の老化を抑制する鍵になるんです。
秋でも紫外線は降り注いでいる!
紫外線と聞くと夏のイメージがありますが、秋でも容赦なく紫外線は降り注いでいます。晴れた日には、5月ぐらいの量になることも。日焼け止めだけでなく、日傘やサングラス、手袋など、夏はしっかりと日焼け対策をしたのに、秋からすっかり気が緩んでしまってはそれまでの努力が台無しに。これからの季節こそ、毎日意識して日焼け止めをぬるように心がけましょう。
秋からの日焼け止めの使い方
真夏に比べると紫外線量は少なくなってくるので、SPF30前後、PAも++くらいあれば十分です。肌が露出している部分に丁寧にぬりましょう。夏ほど頻繁にぬり直す必要はありませんが、スポーツなど汗をかいた時などは忘れずに。屋内でも日当たり次第ではダメージを受けてしまうので、朝の洗顔後にぬる習慣をつけるようにしましょう。また、紫外線は目からも吸収され肌老化に影響を及ぼすと言われています。サングラスはちょっとかけにくくなるこの季節、UVカットのレンズが入ったメガネがおすすめです。また、βカロテンをたっぷり含んだ旬のサツマイモは、日焼け対策にもってこいの食材です。赤紫色のサツマイモの皮には、アントシアニンが含まれていて、コラーゲンにダメージを与える活性酸素を除去してくれる作用があるので、ぜひ積極的に食べてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?数年前、25年間トラック運転手をしていたドライバーさんの常に直射日光が当たっていた部分と、そうでない部分の顔の老化の違いがはっきり分かる写真が論文として公開され、紫外線による肌老化の深刻さが再認識されたそうです。肌は、今日ダメージを受けたから明日急にシワが増えるといったものではありません。知らず知らずのうちに老化は進んでいきます。長時間、外にいたくなるこの季節、しっかり紫外線対策を行って、いつまでも潤いのある肌を手に入れましょう。