一度壊れたコラーゲンを修復!?美肌へ導くプロリンがすごい!


freestocks-org-104616 お手入れなしでもツルツルだった10代、お化粧に目覚める20代、そして美容液にこだわりはじめる30代…。歳を重ねるごとに感じる肌の変化は、徐々に体内から失われやすくなるコラーゲンに原因が!そこで今回は、美肌の要ともいえるコラーゲンの働きを体の内側から高めてくれる救世主「プロリン」をご紹介します。肌を蘇らせるだけでなく、脂肪の燃焼や関節痛の改善にも役立つというプロリンとは?その秘密に迫ります。

プロリンとは?

たんぱく質などを構成するアミノ酸の一種。体内でグルタミン酸から合成することができる非必須アミノ酸ですが、食物やサプリメントなど、体外から取り込むことでさらにその効果が期待できると言われています。そしてプロリンはコラーゲンの主要構成アミノ酸の一つでもあり、コラーゲンの構造を安定させたり、合成を促進したり、表皮細胞の増殖を高めたりするほか、一度壊れたコラーゲンを修復させる働きもあるため、美肌を目指すなら積極的に取り入れたい物質だと言えます。
普段は体内で合成できますが、たんぱく質が不足しがちな食生活をしていると、合成がうまく行われず、コラーゲン量が減少して傷が治りにくくなったり、肌のハリが損なわれしわができやすくなったり、シミやソバカスなどが消えにくくなるなど弊害も出てきます。プロリンを多く含む食べ物を積極的に取り入れ常にコラーゲンを下支えすることで、美肌に導きましょう。

プロリンには脂肪燃焼効果もある?!

プロリンは美肌だけでなく、脂肪燃焼という嬉しい働きも。脂肪を分解してエネルギー源として消費しやすくしてくれるリパーゼという物質を活性化させるので、運動前に摂取するとより脂肪燃焼効果が期待できます。ちなみに、コラーゲンを主とする軟骨成分の老化で起こると言われている関節痛も、このプロリンの活躍で改善することができます。

プロリンを食べ物から摂り入れよう!

プロリンは、身近な食材から摂ることができます。良質なたんぱく質を毎日の食卓に取り入れて、コラーゲンを助けましょう! <プロリンを多く含む食品> ・豚肉 ・焼き麩 ・高野豆腐や湯葉、豆腐など大豆たんぱく ・ヨーグルト ・ゼリーやマシュマロなど動物性ゼラチンを使ったスイーツ

まとめ

いかがでしたか?肌を美しく保つために欠かせないコラーゲンの働きをより高めてくれるのが、「プロリン」です。しかも、美肌だけでなく、ダイエットや健康維持にも役立つ優れもの。プロリンはアミノ酸の一種なので、食事にたんぱく質をしっかり取り入れることが大切です。中でも「グルテン」として知られる「焼き麩」は、100gあたり3800㎎のプロリンを含有する代表選手。もう一品余計につくらなくても、煮物や汁物、炒め物など普段の食事に簡単に加えられるので、ぜひ毎日食べる習慣をつけてみてくださいね。